これからの季節に 1950s black chambray duster coat
いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
スタッフの大本です。
先日、台風がくる前日に釣りに行ってきました。
すでに風は強くなってきていたのですが、雨が降る様子もなかったので日が登る時間が勝負。
そこでなんと...!!
まさかのカツオが釣れちゃいました!
カツオのたたきで頂いたら絶品でした...
危うく釣りブログになるところでしたが、今回紹介するものはこちら。
もう言わずもがなカッコいい1着ですね。
フレンチヴィンテージのダスターコートといえば、プルプルなリネンで生成りのような色合いが多いのですが、今回の個体はなんとブラックシャンブレーです。
おそらくコットンとリネンの混紡だとは思いますが、薄手の生地感なのでこれからの季節の羽織に最適です。
まず、そもそもダスターコートとはなんなのかと言いますと、dust(ほこり)ということから埃除けのコートという意味があります。
昔では馬車に乗る際、乗馬、オープンカー、軽作業をする際に着ているジャケットに埃や砂汚れなどが付かないようにするために着られていました。
西部劇などでカウボーイの人が長いコートを着ているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
それもダスターコートの仲間です。
ではディテールを見ていきましょう。
目につくのはダブルの仕様ですね。
ダスターコートと言ってもシングルでさらに簡素な作りをしている個体もあるのですが、こちらの個体はブラックシャンブレー、ダブルブレスト、縫製が丁寧なところを見ると、馬に乗っていたり、軽作業用とは思えないので、おそらく上流階級層が馬車・車などで移動する際に着たものかなとも思います。
ダブルだとスタイリングが難しそうに見えますが、このざっくりなサイズ感を活かしてスタイリングすると決まってくれます。
袖口も捲ってあえてラフな着こなしもすごくオススメです。
もしくは当時の人よろしく、セットアップなどの上にこれをざっくりと羽織るのもほどよくカジュアルダウンしていいのではないかと思います。
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