ユニークなあなたと冬はつとめて
冬はつとめて。
雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、
また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。
いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
どうも、及川です。
冬は早朝が良いと謳った、清少納言の歌。
私には、わかる気がします。
キリキリと冷えた朝に、コートの襟を立てて職場に急ぐ。
そんな景色は私にとって”いとをかし”なのでしょう。
まあ、私は寒がりなのでキリキリと冷えた朝は布団にくるまって決して外に出ないですが (笑)
そう言えば、オープンした時はまだ蒸し暑く汗をかきながら仕事をしていましたが、
今は逆で、寒過ぎて暖房をマックスにしてブルブル震えながら仕事をしております。
ここまで、gochicがやって来れたのは本当皆様のおかげだと思います。
本当にありがとうございます。
これからも是非、gochicをご愛顧下さい。
そんなgochic愛に満ち溢れた皆様に本日は、当店一押しのユニークなアイテムをご紹介致します。
【50-60s France blue×black chambray coat】
ブルーシャンブレーとブラックシャンブレーのパッチワークコート
ブラックはよく見ますが、ブルーのシャンブレーはなかなかお目にかかりません。
ブラックシャンブレーはごま塩などと呼称されますが、ブルーはなんとも言えない幻想的な色合いになっております。
清少納言のように例えるなら、「夏は海」のような色合いです。
その生地をパッチワークで構築する、何ともユニークな逸品。
オリジナリティの溢れる1着です。
【50-60s France moleskin jacket】
モールスキンジャケットからネイビーのお色味。
元々の色なのか、黒が退色した色なのかよく分かりませんが、この色は初めてお目にかかりました。
しかもモールスキンジャケットは炭鉱などのワークで使われていた物になるのですが、こちらはバックにマルタンガルが施されていることから、私自身別のジャンルで使用されていたのではないかと考えております。
オープンカラーにもなりますので、サックジャケットのような使い方をされていたのかもしれませんね。
【50s France M52 chino pants】
M47の次に人気が出るのではと巷で何かと騒がれているM52パンツ。
皆様なら1本ぐらいはもうすでにお持ちだと思います。
「別に普通じゃん」、「どこがユニークなの」と思われるかもしれません。
実は、サイズがユニークなんです。
なんと、20!
私は1が一番小さいサイズだと認識しておりましたが、まさかのその上があったんです。
ヴィンテージを買う際、レングスの長さを気にされる方は多いかと思います。
私はそれに加えてウエストのサイズも気にするんです。
ウエストサイズ実寸70cmもない私だと基本どれも大きいんですが、0だとジャストフィット
「まさにこれ!」となった1本です。
ミリタリーは比較的大きいサイズが多く作られておりますので、小さいサイズの流通って本当にないんですよね。
こちらのサイズは、もう2度とお目にかかれないのではないかと思います。
【50-60s France work jacket】
工場などで働いている人の事を"ブルーカラー"と呼称します。
その名の通りブルー色のジャケットを着て仕事をしているので"ブルーカラー"
ですのワークジャケットは基本ブルー色の物が一般的です。
一部職業に応じては、黒などもございますが、ベージュの色味はほとんどございません。
ワークジャケットですが、色味のせいかどこかノーブルな印象を感じます。
そして、さらに凄いのは、
な、な、なんと...
【50-60s France work pants】
なんと同じ生地で組下まであるんです!
メーカーは違えど、生地は同じ。
セットアップでお使いいただけます。
これは、まさにキセキ
二人寄り添って歩いて 永遠の愛を形にして
ってなりますね (笑)
本日ご紹介したアイテムはオンラインの方でもご購入いただけます。
下にリンクを貼っておくので、是非ご覧くださいませ。
最後まで、お読み頂きましてありがとうございます。
なにかと、長くなってしまって申し訳ないです。
これからもgochicを何卒よろしくお願い致します。
それでは、ciao!