ウエストコートの歴史
いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
どうも、及川です。
いつも私が出勤の時に限って雨が続いていたんですが、やっと本日太陽を拝む事ができました!笑
やっとしたいコーディネートができて及川は今絶好調です!!
ザ・ワールド!
時を止めれちゃいそうな勢いです。
そんな事はさておき、
本日は、ベストの歴史についてご紹介していこうと思います。
【50s France Black chambray vest】
まず、ベストとはアメリカ英語の名称になります。
紳士服の出生地であるイギリスではベストの事をウエストコートと呼びます。
私は大のイギリスかぶれなので、今記事ではベストではなくウエストコートと呼称いたします。
ちなみに、イギリスではベストはアンダーシャツを指すそうです。
ウエストコートが使われ始めたのは、
17世紀「衣服改革宣言」以後だと言われております。
その当時のウエストコートは今の物と違い袖がありました。
ヴィンテージアイテムで見る、ベストジャケットと言われる物が当時のウエストコートです。
そもそも何故ウエストコートを着るのかと言いますと、当時のシャツが下着として使われていた事が関係してきます。
シャツを下着として使っていたのでそれを隠す必要がありました。その為ウエストコートを着ていたそうです。
今でもその文化が残っていて、英国紳士はジャケットを脱ぎません。私もそれを目指してジャケットを脱がない様にしていましたが日本の夏でそれをしてしまうとマジで死んでしまいます。なのでオススメしません。
時代が進み18世紀に入り、ジャケットのシルエットが細くなって来ます。それに応じてジャケットの袖に干渉しない様にウエストコートの袖がなくなり今の形になりました。
ウエストコートはシンプルなシャツスタイルに合わせるだけでシックな装いができるヴィンテージ好きの方には最強のアイテムだと私は思っております。
今日、季節の変わり目にウエストコートでシックな装いを楽しんでみては如何でしょうか?
合わせるシャツも沢山ご用意しております!
それでは、ciao!